日本は崩壊してこそ真実に目覚める

国をひとりの人間としてとらえる

 国とは、一体何でしょうか。

 一般には国家や国土のことをいいます。国にとって大事な構成要素は国民と国土です。日本という国の構成要素は、日本国民、そして日本列島という国土になります。アメリカ合衆国にはアメリカ国民と国土があります。

 同じように、たとえば中国にも、イランにも、ルーマニアにも、ケニアにも、国民と国土があります。

 では、世界で大小二百余りある国ごとの違いは何でしょうか。それぞれの国をどのように表現すれば、その違いが区別できるでしょう。

 国によって人口の多寡や国土の広さ、人種や民族構成、気候風土などじつにさまざまな違いがあります。政治体制も違います。細かく分けていけば、きりがありません。

 しかし、私はこう考えています。

「国とは、ひとりの人間と同じである。人間、ひとりひとりは同じようでも、よく見るとそれぞれ違いがある。国にももちろん違いがあるが、ひとつの国全体をひとりの人間ととらえれば、その違いがよくわかる」ということです。

 いろいろある国をひとりの人間としてとらえると、そこにはさまざまな資質や能力、生い立ちや個性、性格の違いといったものが人間と同じように見えてくるのです。

 だから、人間がある状況におかれた場合、周りの状況によってどう動くのか、その原因と結果の相関関係がわかれば、国同士がどのような状況や環境で親密になったり、仲たがいするかがわかります。つまり、国と国が友好関係を結んだり、場合によっては戦争をはじめるのも、人間同士のつきあい方と同じなのです。

 そのような見方をするのは、多分私ぐらいです。しかし、当てずっぽうやいい加減ではありません。人類の出現と、その集合体である国の成り立ちを考えればわかることです。人間が先であとから国が誕生したのです。この逆はないからです。

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