日本は崩壊してこそ真実に目覚める

北朝鮮のトラウマとは

 前述のように、日本のトラウマとは、海外に出ていってコテンパンにやられたことで、恐懼低頭し、「これからは外に出ていって戦争をすることは一切致しません。武力(軍隊)も永久にもちません」ということにあります。

 では、ほかの国ではどうでしょうか。

 日本の安全上、一番関心をもたざるをえないのは北朝鮮です。北朝鮮は、かつては朝鮮民族として、豊臣秀吉の大陸侵攻によって、さんざん侵略されました。つまり、日本にいじめられたというトラウマがあります。それ以前にも、古くは中国からも侵略を受けた経緯があります。

 明治以後には日韓併合政策で、一時的ではあるにせよ強圧的に日本の領土とされた時期もあります。その後も朝鮮戦争によって、北と南に分断され、もともとひとつだった家族同士を無理矢理引き裂かれた民族の悲劇を現在にひきついでいます。

 昔から仲がいいといわれている身内同士が、憎しみ合うと、常識では考えられないいがみあいや攻撃に走ります。いわゆる近親増悪に近い関係が南北朝鮮にもみられます。

 これなど、国というものは、人間と同じとみていい何よりの証拠です。国を人としてみれば、ことほどさように、その深層心理がくっきりと浮き彫りにできます。

 人はいじめを受け、それが長期にわたるとか、たびかさなると、やがては防御反応として猜疑心が強くなり、なまなかなことでは人を信じなくなります。

 それがいじめではなく、客観的に見れば周りが好意をもって手を差しのべようとしている状況でも、当人はまたいじめられるのではないかと疑いの念をもち、自らを防御しようと身を固くします。はては相手が危害をくわえるに違いないと、むやみに攻撃的になったり、異常な行動に走ることさえあります。

 それもこれも、過去にいじめを受けたという心理的なトラウマがなせるわざです。

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