日本は崩壊してこそ真実に目覚める

人類の進む道は「愛」か「恐怖」のふたつしかない

相手を変えさせるのは、ふたつしかありません。

ひとつは、愛。 もうひとつは、恐怖です。

国家間の問題、とくに戦争もそうです。

アメリカがイラク戦争に向かわざるをえなかったのも、あのニューヨークの同時多発テロによる本土への攻撃という恐怖に駆られての自衛手段からです。諸々の理由があろうと、恐怖感から行動せずにはいられなかった一面が強くあります。

イスラエルが中東諸国を敵にまわして、常時臨戦態勢をとっているのも恐怖です。いつ攻め込まれて国家が消滅するか、国土を失うかという恐怖と戦っています。アメリカとの経済的関係が強いこともあって、両国の密接な連携もたしかにあるでしょうが、いずれも恐怖によって中東の敵対国と戦っているのです。

北朝鮮も、金正日という独裁体制が韓国や日本へ恐怖をあたえることで、自国の体制を維持しようとしています。人間でいえば脳梗塞を起こし血管がつまり、全身が不自由な身でありながら、何とかもちこたえようとしているところがあります。

それに、この国がもつ業があります。肉親韓国との兄弟喧嘩と、日本に対するかつての侵略と経済的成功への怨みつらみ、それらの業が周辺国への不調和となってあらわれています。

業の深い人間は、周囲となかなか調和できません。何かにつけ素直さに欠け、相手の言動ひとつひとつにつっかかったり、根にもったり、エゴを押し通そうとします。北朝鮮のアメリカとのぎくしゃくした関係も、業、カルマから見ると当然なのです。

小泉純一郎氏も北朝鮮との対話は一度きりで終わらせず、何度でも話し合えばいいのです。病身で体の不自由な相手と話し合うごとく、徐々に心が通い合うようにしていくべきでしょう。相手を恐怖で動かすのではなく、愛によって動かすには、そのようなやり方でいくべきだと思うからです。

イラク戦争に反対したフランス、ドイツ、ロシア、中国はどうでしょう。

たしかにこれらの国々は反対しましたが、ドイツをのぞいて先の戦勝国として、四ヵ国とも強力な軍事力をそなえています。いずれも、あるときは太陽政策をとり、またあるときは北風政策をとる軍事強国です。それなりの影響力がありますが、アメリカのように一国で対外政策を一挙に強引に推し進める力はもっていません。

ドイツだけは例外で、先の大戦の敗戦国として、それまでの考え方を一瞬にして変えざるをえなくさせられた国です。この点で日本と同じく古い業がなくなり、一挙に変われるものをもっています。

同じ敗戦国のイタリアも、第二次大戦の敗戦によって軍事力とは一線を画し、経済力でヨーロッパの主要国の一角を占めています。かつては日独伊三国同盟を結んで米英仏などと対抗しましたが、敗戦によって日本やドイツと同じ経済的先進国になったのです。

 

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