経済大国を脱皮して、知識から意識の時代へ

単なるボランティア意識とは断然違う

  テーマは、「日本は自らの意志で、自らが崩壊、倒産し、脱皮することによって、輝かしい黄金の国に生まれ変わることができる」ということです。
  そのためには、いまの不況を契機に、そろそろ経済的成功や、世界第二の経済大国という意識のレベルを卒業しましょうということです。いや、この不況こそが、日本がきたるべき黄金の国に生まれ変わる最大のチャンスだと、私はいいたいのです。

 再三のべているように、これまでの日本は、優秀な製品を世界中に輸出して成り立ってきました。
  次なる時代はいよいよそのレベルを卒業して、かつての優秀な製品に代わり、日本人という優秀な人間があまねく愛をもって世界中に出かけていくのです。そうして現地の人たち、世界中の人たちに「日本製品も素晴らしいが、日本人はもっと素晴らしい」と歓迎される国になりましょうということです。そこに、日本が黄金の国になる鍵があります。すると、こんな質問を投げかけてくる人がいます。
「JAICA(海外協力機構)ではだめなんですか。日本政府の肝煎りですでに海外に多数の人材を派遣しています。専門知識を身につけた人たちが当の国が必要とするさまざまな分野で貢献しています」
  という反論です。たしかに政府の後押しでこのような活動があるのは知っています。
しかし、私の考えは本質的に違います。

 JAICAのような活動はないよりはあったほうがいいでしょう。しかし、日本の政府が主体となって、総理大臣や閣僚クラスが身をもって海外での貢献活動や献身的活動をしていないということです。政府は結果として国民にJAICAの活動をやらせているだけです。国としての重要な政策、活動とはとうてい思えません。
  それは単に銭儲けのレベルでしかものごとを考えていない会社に何万人の社員がいても、たまたまボランティアに熱心な社員が二、三人いるのと同じレベルだということです。その程度ではないに等しいのです。

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佐藤康行公式ブログ「日本人が世界を救う。」
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