日本崩壊こそ、天によるリストラ断行である

日本崩壊で指導者層が総入れ替えになっていい

 日本が崩壊しても、心配は無用です。
  かつては敗戦を体験し逞しく復活してよみがえったように、再び日本は全く新しい国に生まれ変わることができるからです。

 絶対沈没しないといわれた豪華客船が、沈没しかかったために、船長に代わる思いもかけないリーダーが新しく生まれてくるものです。
  繁栄している時代のリーダーと、一旦、崩壊倒産してからのリーダーは違う人物になります。その新しい時代のリーダーは、自分をごく平凡な人間と思っているあなたかもしれません。現在の政治家は、日本崩壊、倒産によって、もしかしたら全く違う人物たちに入れ替わるかもしれません。

 日本崩壊、倒産というと、「たとえば優良企業のトヨタやキヤノンの社員は、どうしたらいいんでしょうか」と聞く人がいます。
  それは「日本が戦争に負けたら、どうしたらいいんですか」といわれたときに、誰も何も考えていなかったのと同じことです。なぜならば当時は勝つことしか考えるなといわれていたからです。
  それと同じです。いまでも、企業では競争に勝つことしか考えるなといわれている人間に、倒産したらどうしたらいいかと聞く人間はいません。
  ですから、いま、自分の会社、勤め先が倒産してどうのこうのという考え方はしなくてもいいのです。

 日本という国の全体を常に考えに入れて、自分の生き方を考える程度で十分です。
  いますぐ個々人に具体的にどうしろということを私はいっていません。
  大事なことは、これからは過去を後生大事に握りしめずに、何事も手放れをよくする、自分の意識改革を心がけることです。もっといえば、必要に応じて脱皮を繰り返す意識をもつことです。
  脱皮するきっかけも、周りからこてんぱんにやられるとか、グーの音も出ないほど叩きのめされたほうが、本人の将来は明るくなります。

 日本が先の大戦で経験したことは、まさにそれでした。日独伊の三国同盟で、原爆を落とされたのは、日本だけです。そのショックたるやこれ以上の最悪はない究極のものでした。
  さらには日本を連合国側が四分割して統治する案なども出たことは、先にのべました。国が消滅する危機にさらされたのです。この衝撃も歴史上稀有のものでした。
  それが五十年余りで世界有数の経済大国になり、アメリカをも脅かすほどの経済レベルに到達したのです。資源のない、世界の陸地面積のたったの○・三パーセントの国土しかない日本の、この短期間の振幅の度合いは尋常ではありません。

 私は、そこに着眼しているのです。
  日本人のもつ特質がここに凝縮されているからです。日本人のもつ遺伝子はそう簡単に変わるものではありません。


次の記事を読む

佐藤康行公式ブログ「日本人が世界を救う。」
http://ameblo.jp/satouyasuyuki