日本崩壊こそ、天によるリストラ断行である

脱皮とは新しい次元に生まれ変わることである

 ここで新しい意識の時代とは、一体どういうことかをこれから皆さんにお伝えしていきたいと思います。

 脱皮というと、蛇や蝶、蝉など下等な動物のやることのように思いがちです。爬虫類や昆虫は脱皮をして新しく生まれ変わり、より環境に適応した生き方をします。脱皮を繰り返してより本来の生き方をするようになります。
  人間も生物の一種という意味では、同じです。肉体よりも精神性の高い人間にとっての脱皮は、意識の転換です。昆虫たちが古い殻を脱ぎ捨てるように、人間も古い意識を脱ぎ捨て、より新しい生き方に脱皮することで、次なる進化への転換がはかれるのです。

 知能を発達させた人間は、他の生物にはない高度な文明を築き上げましたが、その最大の特徴は、意識をもった生き物であるということです。

 しかし、その意識は場合によっては、生きる上で最大の障害になりうるのです。つまり、いまのままでいたい、変わりたくないという頑迷固陋な意識ですが、環境変化に適応できない生き物は淘汰される運命にあります。それは生物の必然です。

 前述のように、過去、日本は新しく脱皮することで成長してきました。いわば脱皮を繰り返すたびに、新しい時代に適合した国に生まれ変わってきたという歴史が日本のこれからを物語っているのです。

 この視点で世界を見てみると、日本以外に見事な脱皮をしてきた国は、私の知る限り見当たりません。日本には、脱皮上手の歴史があるのです。生まれ変わることで、鮮やかに意識の次元を次の段階に引き上げ、とてもうまく国を形づくって、環境に適応してきています。

 そこでの日本の特徴は、資源がないということです。
  じつは、ここがポイントなのですが、私には「資源がない国は豊かになる」という持論があります。日本をはじめ台湾、韓国、シンガポールもそうですね。
  逆をいえば、資源のある国は意外に貧乏なのです。たとえばロシアなどがそうです。
  では、アメリカはどうか。アメリカは天然資源は豊富ですが、国としての歴史が浅いですね。そういう意味では人的資源が豊富だとはいえないと私は思うのです。

 資源のない国が発展するには、あらゆるものを受け入れる素地が国としてあるかどうかです。それこそが発展の原動力なのです。

 日本の場合は資源に乏しいがゆえに、内的資源、いわば人間の教育という資源を開発しなければなりませんでした。実際、日本はそうして高度経済成長をとげました。いわば資源のない国こそ、もっとも豊かになるという最高の見本の一つ、それが日本です。

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佐藤康行公式ブログ「日本人が世界を救う。」
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