日本崩壊こそ、天によるリストラ断行である

全部取り壊して更地にすれば立派な建物が建つ

  では、「沈みゆく日本、そして崩壊、倒産する日本」は外部と内部のどちらからでしょうか。
  外部も内部も可能性は両方あります。外部からというのは、たとえば中国や東南アジア諸国が経済力をつけて、日本が立ち行かなくなる場合です。韓国、台湾、シンガポール、タイ、マレーシアなどの経済力の抬頭はめざましいものがあります。今後、日本がこれらの国との経済戦争に敗れることも十分あります。

 いわば第二の経済的無条件降伏です。とくに中小企業は、中国のめざましい進展に、風前の灯といった趣さえあります。中国による安値攻勢や技術水準の向上で競争力を失った中小企業の倒産はあとを絶ちません。
  ひと昔前までは、全く考えられないことがすでに起きているのです。

 一方、内部からはどうでしょう。
  規制緩和や自由競争が叫ばれていますが、国内の改革は一向に進んでいません。既得権を手放そうとしない政治家や官庁、役人をはじめ、特殊法人、業界団体、そして、全部ではないにせよ、大企業の改革への抵抗は未だにつづいています。

 リストラによる失業や、フリーターの増加、若年者の就職難など経済の先行きは一向に明るい兆しが見えません。ゆとり教育と称する教育制度の弊害は、産業競争力をますます弱体化させる方向にあります。
  内からの崩壊も、外部からの崩壊以上に危惧されています。

 内部崩壊と外部崩壊、その引き金は、どちらでもいいと私は思っています。
  古くなった建物を壊すなら一旦更地にしてから、全く新しい考えと設計のもとに建て直すべきです。地震や台風がきて建物が壊された結果、全く新しく建て替えるという方法もあります。どちらでもいいのです。結果が同じになるなら同じことです。

 肝心なのは、とにかく一旦壊して更地にするということです。更地であればあるほど、工事はしやすいのです。旧来のものを残したり、そのままずるずると引きずるよりも、更地にするのが一番いいのです。

次の記事を読む

日本崩壊こそ、天によるリストラ断行である 一覧に戻る

佐藤康行公式ブログ「日本人が世界を救う。」
http://ameblo.jp/satouyasuyuki