脱皮の達人・日本は崩壊して生まれ変われる

思い切って崩壊したほうがはるかによくなる

  鎖国時代の日本を太平洋上に浮かぶ船にたとえれば、いわば異分子の出入りが少ない独立した塊りのようなものだったでしょう。
  それゆえに、突然外界からものというものは入ってきたりあらわれたりすると、驚きが大きいともいえます。
  それはすなわち、突然、世の中が一挙に変化して、天地がひっくり返るくらい国中が変わることもありうる、そういう可能性を秘めているということです。

 これこそが、生まれ変わるということです。
  国ごと、ひっくり返るくらいに変化することもありうるのです。
  個人も全く同じです。ふつうのこと、少々のことでは変わらなくても、まるで死ぬ思いに近い、天地がひっくり返るくらいの変化を余儀なくされれば、一挙にスパーンと変わりうる能力、それを秘めているのが日本人なのです。
  これは、少々の変化という生やさしいものではなく、驚天動地のごとく、それまでの自分とは違う、全く新しい自分に生まれ変わるということです。私が本書でのべようとしている「日本は一度沈んで、崩壊、倒産したほうがいい」というのは、そういう意味なのです。

 こういう見方ができることは、時間を超え、空間を超えた発想です。私がいっていることは目先の損得による発想ではありません。

 目先の損得からいえば「日本は崩壊したほうがいい」などといえば、とんでもないことになります。
  私は全く逆です。崩壊、倒産して大損害を出してもいいといっているのです。
  いや、そのくらいを覚悟してやるからこそ、全く新しい日本に転換できるのです。

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