脱皮の達人・日本は崩壊して生まれ変われる

人間としての究極の資質に目覚める

 私たちが道を歩く場合でも、その目的や行き先がわからないと、とても不安になります。しかし、目的がはっきりして、そのためにはどの道をいくのが最善なのかが前もってわかれば、何の迷いもなく歩きはじめることができます。
  そうなれば、途中、景色を楽しむ余裕すら生まれるでしょう。
  さらには、ひとりより何人かで連れ立っていけば、会話もいっそうはずむでしょう。途中で休憩をとったり道草を楽しむうちに、いつのまにか目的地に到達してしまうことでしょう。

 ところが目的も定まらず、一寸先さえよく見えない、いわば闇夜の中の道を行くときはどうでしょうか。
  当然のことに、景色を見る余裕もなければ、人と話をする余裕さえないでしょう。常に、この先はどうなるのかという不安がよぎり、それが妄想にさえなってしまいます。こうなると、将来に対する不安にも増して、妄想が妄想をよび、先へ進むにも、恐怖感でいっぱいになり、一歩も前へ進めなくなるかもしれません。

 そのためにはどうしても私たち日本人、いや人類全体がこれから先、どの道を通ったら、一番素晴らしい道を歩めるのかということが大変重要になってきます。

 ひと言でいえば、これから新しく人類の夜明けとなるのは、「科学万能の時代」から、「意識再生の時代」に向かうということです。そうすることで未来に対する明るい方向性が見える時代になるのです。

 いままでは、人間は脳で考えることがもっとも尊いと思っていました。しかし、人間の脳そのものを創った大いなるもの、人間を創った大いなる大自然、大宇宙の力そのものの根本的真理が見えなければ、やがて、人類そのものが地球に住めなくなる時代がきても、何らおかしくないのです。人間の脳から生み出された科学技術によって、地球は生態系が破壊される寸前まできてしまったからです。
  その意味で、これからは宇宙の法則にそった生き方こそ、もっとも優先すべき生き方といえるでしょう。

 私は過去十五年にわたって、個人個人を脳で考えること以前に、心の深層、心の一番深いところにある本当の自分、すなわち真我という宇宙意識に目覚めさせるお手伝いをしてきました。そうして、一万人をこえる人たちを目覚めさせてきました。

 その結果、いまや確信に強い強烈な結論を感得せざるをえません。それは、人間の第三の機能、いわば究極の機能ともいえる、本当の自分である真我に目覚めることこそが、きたるべき意識の時代におけるもっとも重要なことだと――。
  それは、単なる個人としての目覚めや、日本の国そのものの目覚めはもちろんのこと、人類全体の目覚めまでを視野に入れてのものです。
  なぜならば、人間ひとりひとりの目覚めと、日本人そのものの目覚めと、人類全体の目覚めは、じつは全く同じものだからです。

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佐藤康行公式ブログ「日本人が世界を救う。」
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