脱皮の達人・日本は崩壊して生まれ変われる

宇宙意識に目覚めはじめた人類

 ここへきていよいよ意識の時代が到来しようとしています。かつてコペルニクスが物の考え方を百八十度ひっくり返したような、意識上の革命が起きようとしています。

 それを大きく分ければ、二つの分水嶺に立っているということです。
  ひとつは、人間の脳で考える世界です。
  もうひとつは、その人間の脳を創った宇宙意識に目覚めるという世界です。

 そういう意味では、いまの時代は、地球上における生命誕生に匹敵するぐらいの大きな進化が起きようとしています。

 人類が宇宙意識に目覚めるという意味は、地球上の生命誕生に匹敵する革命だと、私は思っています。
  宇宙意識といっても、ピンとこないかもしれません。そこで宇宙飛行士の体験談を紹介しましょう。

 たとえばアメリカのアポロ計画で月面探査に旅立ち、帰還した宇宙飛行士の一人は、その思いをこう表現しています。
「つい最近になって我々が初めて自覚するようになった、もっとも大きな故郷がある。惑星地球である」
  その中の一人、ラッセル・シュワイカートは、宇宙空間で地球を眺めているときに、突然、
「生きとし生けるものはひとつなのだ」
  と一瞬にしてわかったと言いました。それは、そのように感じる心がもともと彼の中にあったから、一瞬でその心が出てきたのです。

 多分、シュワイカートは地球を生きものとして、また青い真珠のような神々しい存在として一瞬のうちにとらえたのでしょう。
  よくガイヤという表現をつかうことがあります。一般には全生命圏とか、地球上のすべての生物と、それを育む大気や海や土壌などをさすことが多いようです。

 地球そのものは、まぎれもなく生命体であると私はとらえています。その地球上に住む人間をはじめ、さまざまな動植物も生命体であることは、論を待たないでしょう。

 それら生物は全部ひとつです。だから、その中でサイクルができます。
  ライオンはシマ馬を食べ、やがて死んで大地の栄養分として植物の生育のもととなります。その植物をシマ馬が食べるという具合に、すべてはひとつのシステム内でのサイクルとして循環するようになっているのです。

 ちょうど雨が降って川になり、やがて海へ注いで海水となる。それが蒸発して雲となり、また雨となって大地に注ぐ。すべての生命は循環の中で動いています。循環こそ、全部がひとつであるという何よりの証明です。
  生命体もすべてはひとつという大きな全体の中に組み込まれています。人間もその中のひとつにすぎません。全体と個、いずれも生命そのものです。あなたの生命と、地球そのものの生命はひとつなのです。

 海の水を手ですくってきて、これは海の水だよといって区別します。これを海に投げ入れたとすると、全体も海の水、手ですくった水も海の水、両方とも海の水、それと同じです。

 だから、自分もひとつの生命だし、地球も宇宙も、同じひとつの生命です。宇宙は生命体であり、地球も生命体、生命体の中の人間も生命体、すべてひとつというのは、そのような考え方でわかると思います。

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